ジンとはなにか?

ジンとは、穀物を原料として糖化、発酵、蒸留をした蒸留酒に、草根木皮の香味成分を加えてさらに蒸留した無色透明の酒のことをいいます。

ジンは、オランダのライデン大学医学部のフランシスクス・シルビウス教授(当時の学者はラテン語の通称を用いており、本名はフランツ・ド・ポエ)によって1660年に処方・製造されました。

当時、オランダはイギリスやフランスなどとともに、東インド地域(ヨーロッパ以東を指す言葉で、対語として西インド諸島などの「西インド」がある)の覇権を争い、インドネシアを植民地としていました。この東インドの地でオランダ人たちは熱帯性の熱病(マラリアやチフスなど)に苦しんでおり、その特効薬をつくろうとして考案されたのです。シルビウス教授は、利尿、健胃、解熱作用のある「ジュニパー・ベリー(杜松(ねず)の実)」をアルコールに漬けて蒸留し、利尿・解熱薬として薬局で売り出しました。

シルビウス教授はこの薬酒にフランス語でジュニパー・ベリーを意味する「ジュニエーブル」という名をつけました。これがオランダ国内で流行した際にジェネーブと混同されて「ジェネバ」となり、イギリスに渡ったあとにさらに短くなって「ジン」と呼ばれるようになったといわれています。

1689年には、イギリスの宗教改革にからんでオランダから迎えられたイギリス国王ウイリアムⅢ世が故郷の酒「ジュニエーブル」をイギリスに持ち込み、ジン奨励策をとります。当時、イギリスの蒸留酒は粗悪なものが多かったこと、ジュニパーベリーのさわやかな香りが受けたこと、税金が低く抑えられ値段が安かったことなどの理由により、爆発的にジンの消費量が増大しました。このため1730年ごろからは「酔っぱらい」が社会問題となり、政府による規制がなされたのです。

1831年には連続式蒸留機が発明され、イギリスのジンもこれを利用するようになり、純度の高いライトで洗練されたものに変化していきました。

やがてアメリカにわたったジンは、カクテル・ベースとして世界に広まっていったのです。ちなみにカクテルの王様ともいうべき「マティーニ」や「シンガポール・スリング」は、このジンがベースのカクテルです。

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